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令和5年中の交通事故多発交差点

人身交通事故の発生が多い交差点

※以下図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の基盤地図情報を使用した。

(承認(使用)番号 R5JHs 709 )

Worst 1「吉野橋東詰交差点」6件

徳島市吉野本町6丁目1

重傷事故:1件  軽傷事故:5件  物損事故:25件

 県道徳島鳴門線と徳島鴨島線の交わる交差点で、付近は学校や商業施設が多いため、自転車や歩行者を含めた交通量も多くなっています。特に自転車が当事者となる事故が多く発生しており、車両で交差点を右左折するときは十分な安全確認を行う必要があります。また、横断する自転車や歩行者に一時停止する車両にも注意しましょう。

  • 物損事故を含めた事故の半数近くが、交差点西側の横断歩道付近で発生。
  • 通勤時間帯、特に夕方の事故が多く、人身事故当事者の半数は退勤時。

Worst 2「工業団地南交差点」5件

徳島市川内町平石夷野250-1

死亡事故:1件  重傷事故:1件  軽傷事故:3件  物損事故:9件

国道11号と県道川内大代線が斜めに交わる変則的な交差点で、付近に工業団地や商業施設が多いことから交通量も多く、通勤・通学の時間帯に限らず事故が発生しています。県道が斜めに交差するため、左折時は横断歩道等の安全確認を確実に行いましょう。令和3年も多発交差点にランクインしており、近年事故の増加がみられます。

  • 22時~23時の間に死亡・重傷事故が発生。
  • 北からの左折車両と横断歩道横断中の自転車の事故が2件発生。

Worst 2「南昭和町1丁目交差点」5件

徳島市南昭和町1丁目18-2

重傷事故:2件  軽傷事故:3件  物損事故:10件

 国道55号と市道の交差点で、付近道路では朝夕の通勤時間帯は渋滞が発生しています。東西への交通量も多く、右左折するときは横断歩道等を通行する自転車・歩行者に注意をはらい、左右・後方の安全確認をしっかりしましょう。

  • 事故の8割以上が午後の時間帯に発生。
  • 右左折をともなう横断歩道・自転車横断帯上での事故が3件発生し、うち2件は重傷事故。

Worst 2「西新浜町1丁目東交差点」5件

徳島市西新浜町1丁目3-92

重傷事故:1件  軽傷事故:4件  ✖ 物損事故:9件

 徳島環状線の工事や徳島南部道路の供用開始など交通環境の変化がみられることも一因となり、令和5年は前年から4件人身事故が増加し、またこのうち1件は重傷事故でした。右折専用レーンから転回する車両が多く、中央分離帯が広いため交差点内で滞留しがちでもあります。交差点手前では信号をよく確認し、無理な右折(転回)をしてはいけません。

  • 事故の半数が右折専用レーンか交差点内で発生。
  • 人身事故は追突が3件と最も多くうち2件は右折(転回)待ちで、また転回時の事故が2件発生。
  • 買物や訪問など、私用を目的とした当事者の事故が多い。

Worst 2「かちどき橋北詰交差点」5件

徳島市中洲町1丁目5

軽傷事故:5件  物損事故:11件

 国道11号と一方通行路となった県道・市道が交わる五差路の交差点で、交通量の増加などにより、人身事故の増加がみられます。特に東から南への左折は、2レーンの左折専用道路から四車線の国道11号に進行することもあり、左折時の接触事故や信号の見落としによる出会頭衝突が多く発生する傾向にあります。

  • 人身事故5件のすべてが18時~23時の間に発生

【参考】令和4年中の事故多発交差点