皆様には、捜査する上で必要なご協力をお願いし、ご負担をおかけすることがあります。犯人を捕まえて処罰し、そして同じような被害にあう人をなくすためにも、是非ともご協力いただきたいと思います。
具体的には次のようなことがあります。
担当の捜査員が、犯行の状況や犯人の様子などについて、詳しく事情をお聞きします。
思い出したくない、言いたくないこともあると思いますが、犯人や犯罪事実を明らかにするため、どうしても必要なものですので、ご協力お願いします。
犯人や犯罪事実を明らかにするため、被害にあわれた方が被害当時に着ていた服、持ち物等を証拠品として提出していただくことがあります。これは、犯罪を立証するため必要となりますので、ご協力をお願いします。
被害者等の方には、警察官が犯罪の現場等について確認する際に、立ち会っていただくことがあります。(現場等の状況を確認することを「実況見分」といい、裁判所の令状に基づいて行う確認を「検証」といいます。)ある程度の時間がかかりますが、事実の解明や犯罪の立証に欠くことができないものですので、ご協力をお願いします。
被害者の方には、犯罪の立証のため、公判で証言していただくことがあります。(これを「証人尋問」といいます。)裁判においては、被害者等の方に配慮して様々な制度が用意されています。詳しくは、検察庁や裁判所にお問い合わせください。