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フィッシング

フィッシングってなに?

 銀行やクレジットカード会社などの有名企業になりすまし、電子メールやホームページを用いて個人の金融情報等を聞きだそうとする行為をフィッシングと言います。

<聞き出そうとする個人の情報の例>

  • クレジットカード番号、金融機関の口座番号、暗証番号
  • 住所、氏名、電話番号、生年月日
  • オークション、プロバイダ、電子メール等のID・パスワード
  • 運転免許証、マイナンバーカードの画像情報

どうしてそんなことするの?

 IDやパスワード、金融情報等が分かれば他人になりすますことができます。
 これらを悪用されると、勝手に現金を引き出されたり、不正な売買をされたりするなど、犯罪被害に遭うおそれがあります。
 また、フィッシングを使って他人のIDやパスワード等を聞き出そうとする行為は法律で禁止されています。

どんなことに気を付ければいいの?

  • メールはテキスト形式で受信するようにしましょう。
  • メールなどに書かれているリンクは使用せず、自分のブックマークから本物のサイトにアクセスして、サイトにも同じ内容のお知らせが掲示されているか確認し、お知らせに示されているリンクなどを使用しましょう。
  • 個人情報を入力する時は、本物のサイトであるかURLで確認しましょう。
  • OSやアプリ、ソフトウェアをアップデートし、常に最新の状態にしておきましょう。
  • 利用しているブラウザやウィルス対策ソフトにフィッシング対策機能がある場合はそれを有効にしましょう。

フィッシングに気が付いたらどうすればいいの?

 次のような場合に、サイバー犯罪相談窓口に情報提供をお願いします。

■フィッシングをしている偽のホームページを見つけた!

→ ホームページのアドレス(URL)を教えてください。

(例)
 投資情報サイトに表示されていた証券会社のリンクをクリックしたところ、いつも利用しているサイトとそっくりのサイトが開いた。
 しかし、「お知らせ」に表示されている内容が古いなど、おかしなところがあったので良く見たらURLが違っていた。

■フィッシングと思われるメールが来た!

→ メールの題名、内容、リンク先のURL等を教えてください。

(例)
 銀行やクレジットカード会社など、ネット上で会員制サイトを提供している企業になりすまし、「システムが不調になったため、ログインできるかどうか確認してください」や「パスワードの有効期限が切れるので、パスワードを更新してください」というような、まるで企業が送ってきているかのような内容で個人情報の入力を促す不審なメールが届いた。

■フィッシングの被害に遭ってしまった!

→ 被害の状況について教えてください。
 現金被害等、具体的な被害にあっている場合は、最寄りの警察署にご相談ください。
 また、入力してしまった情報に応じて、クレジットカード会社、金融機関等の関係先に連絡をしてください。

(例)
 「パスワードの有効期限が切れるので、パスワードを更新してください」というメールがクレジットカード会社から届いたので、メールに記載してあったURLをクリックしたところ、いつも利用しているサイトとそっくりのサイトが開いた。
 パスワードの更新ということなので、IDと旧のパスワードを入力してログインし、新しいパスワードを登録した。
 その後、ブックマークからサイトにアクセスし、IDと新しいパスワードでログインしようとしたところ、ログインできなかった。

通報先

サイバー犯罪相談ダイヤル
サイバー犯罪相談専用電話
(088)622-3180(サイバー)
24時間受付
徳島県警察本部
ただし、平日の17:15から翌8:30までと、土・日・祝日及び年末年始の終日は警察本部の当直員が対応