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テレワークやオンライン授業等を利用する場合の注意点

 インターネットを通じてテレワーク勤務をしたり、オンライン授業を受ける際には、普段は会社や学校の中だけで扱っている秘密の情報や個人情報を、個人の管理する端末(パソコンやスマートフォンなど)で扱うことが考えられます。
 また、個人の管理する端末から、会社や学校の中に設置されているサーバ・コンピュータや、共有ファイルなどに接続可能になる場合もあります。
 自分だけではなく、会社や、学校の仲間を守るためにも、十分なセキュリティ対策を行ってください。

情報セキュリティ保全対策

  • 会社や学校の情報を扱う時は、情報セキュリティのルールを守る。
  • 情報のレベル分けとレベルに応じたルールに従って取り扱う。
  • 情報セキュリティに関する情報を積極的に取り入れ、情報セキュリティへの意識を高める。
  • 情報セキュリティ事故が起きた時の連絡先や、対処要領を確認しておく。

マルウェア(悪意のソフトウェア)に対する対策

  • マルウェア感染を防ぐため、OSやブラウザ(拡張機能を含む)の更新状態を維持する。
  • 会社や学校に接続する端末に、製造元が不確かなアプリケーションをインストールしない。
  • 仕事や授業の前に、端末にウイルス対策ソフトがインストールされ、最新の定義ファイルが適用されていることを確認する。
  • 仕事や授業の前に、端末のOSやソフトウェアがアップデートされて最新の状態であることを確認する。
  • 仕事や授業の最中にマルウェアに感染した場合、迷わず隠さず、すぐに連絡先に報告する。

端末の紛失・盗難に対する対策

  • なくしたら困る情報は、安全な場所にバックアップを取っておく。
  • 漏れたら困る情報は極力持ち出さず、持ち出す際には必ず暗号化する。
  • 端末本体はもちろん、記録媒体(USBメモリなど)の盗難にも注意する。

重要情報の盗聴に対する対策

  • 漏れたら困る情報を送信する時は、必ず暗号化する。
  • 無線LAN(Wi-Fi)は、アクセスポイントが本物であることや、通信を暗号化していること、不要なアクセスを防止していることなどが確信できる場合だけ利用する。
  • 画面ののぞき見や会話の盗み聞きのおそれがある場所では作業しない。

不正侵入・踏み台に対する対策

  • ID、パスワードやスマートキーなどを正しく管理する。
  • 会社や学校に接続するための裏口を作らない・使わない。
  • 簡単なパスワードや、使い回しのパスワードは使わない。

外部サービスの利用に対する対策

  • SNSやファイル共有サービスは、会社や学校のルールで認められた範囲で利用する。