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交通事故死亡

最近発生の交通死亡事故

令和7年10月6日

R7.10.3 すれ違い時(多重衝突)

【 徳島中央警察署管内 】

  • 発生日時
    • 令和7年10月3日(金) 午前8時5分頃
  • 発生場所
    • 佐那河内村下字高樋 国道438号
  • 当事者
    • 軽四乗用車 × 軽四貨物車 × 軽二輪
  • 事故状況
    • 緩やかな左カーブとなった国道を東から西へ進行中の軽四乗用車が、西から東へ進行中の軽四貨物車に接触後、東進中の軽二輪車と正面衝突。軽二輪車運転の男性(71歳)が死亡。

R7.10.1 右折その他

【 徳島板野警察署管内 】

  • 発生日時
    • 令和7年10月1日(水) 午前0時10分頃
  • 発生場所
    • 松茂町笹木野字八山開拓 一般県道長原港線
  • 当事者
    • 普通乗用車 × 自転車 
  • 事故状況
    • 見通しの良い県道を北西から南東へ進行中の普通乗用車と、北西から南へ右折横断中の自転車が衝突。自転車乗用中の女性(68歳)が死亡。

R7.8.14 単独事故(転落)

【 阿波吉野川警察署管内 】

  • 発生日時
    • 令和7年8月14日(木) 午後7時0分頃
  • 発生場所
    • 吉野川市美郷字奥分 市道
  • 当事者
    • 軽四貨物車
  • 事故状況
    • 路外施設通路から狭隘な非舗装の市道へ右折した軽四貨物車が路外に転落。軽四貨物車運転の男性(39歳)が死亡。

令和6年中の交通死亡事故特徴

  • 死者33人のうち65歳以上の高齢者は23人で、死者数に占める割合は69.7%となり、全国平均の56.8%(12月末)を大きく上回りました。
  • 令和6年発生の年齢別交通事故死者数
  • 死者33人のうち25~39歳および50~59歳がそれぞれ2人(6.1%)、16~24歳および40~49歳がそれぞれ3人(9.1%)、65歳以上が23人(69.7%)。
  • 死者のうち7人(21.2%)が交差点(付近を含む)での事故で死亡しています。
  • 夜間事故による死者は14人(42.4%)で、うち7人が65歳以上の高齢者です。
  • 死亡事故29件のうち、人対車の事故は3件で、歩行者の横断中が1件、道路通行中が2件。車両相互の事故は14件発生しており、正面衝突が7件、出会頭衝突が4件、追突が2件、右折直進が1件。単独事故は9件発生しており、工作物衝突が6件、転落が3件で、また列車事故が3件発生しました。

令和7年中の交通死亡事故の特徴

  • 死者16人のうち65歳以上の高齢者は12人で、死者数に占める割合は71.4%となり、全国平均の 55.5%(8月末)を大きく上回っています。
  • 令和7年発生の年齢別交通事故死者数
  • 死者14人のうち25~39歳が1人(6.3%)、50~59歳が3人(18.8%)、65歳以上が12人(75.0%)。
  • 死者のうち6人(37.5%)が交差点(付近を含む)での事故で死亡しました。
  • 夜間事故における死者は9人(56.3%)で、四輪乗車中および歩行中がそれぞれ4人、自転車乗用中が1人でした。
  • 人対車両の事故は5件で、道路横断中が4件(うち横断歩道横断が1件)、道路通行中が1件。車両相互の事故は7件で、正面衝突が3件、出会頭衝突、追突事故、すれ違い時及び右折時がそれぞれ1件発生し、また単独事故は3件で、転落が2件、工作物衝突が1件でした。

〇「歩行者優先」の交通安全意識を徹底しましょう

 令和6年中に発生した人対車両の人身事故は164件と前年から16件減少しているものの、歩行者の横断歩道横断中の事故は43件で前年と同数となり、また死亡・重傷事故の合計では16件と前年から1件増加しています。今年は死亡事故13件中、歩行者の事故が5件と、前年同期から3件の増加となっています。JAFによる「信号機のない横断歩道での歩行者優先」調査では、令和6年の徳島県の停止率は44.4%で全国平均を8.6%下回るという結果も公開されています。横断歩道は歩行者が優先です。横断歩道手前のダイヤマークに注意を払い、また、横断歩道のない交差点でも道路を渡ろうとする歩行者を見かけたら、安全な横断のために停止するなどの「歩行者優先」の意識を徹底しましょう。

〇 早めのライト点灯と上向き点灯(ハイビーム)を心がけましょう

 秋から冬にかけては急激に夕暮れが早くなることもあり、日の入りから1時間の間は重大な事故が多発する傾向にあることから、十分な注意が必要です。歩行者や自転車を早期に発見し事故を防止するためにも、薄暗さを感じる前からの早めのライト点灯を心がけ、夜間は上向き点灯(ハイビーム)にするように努めましょう。また、対向車とすれ違う際には下向き点灯(ロービーム)に切り替え、安全運転を心がけましょう。ライトの点灯は、雨天時の事故防止にも有効です。

〇 緊張感を持って運転をするようにしましょう

 令和6年の死亡事故29件のうち、一方の当事者の過失が主たる原因となる事故や単独事故は7割を超えており、また過失割合の大きい第一当事者の死亡する事故も4割以上を占めました。漫然運転や脇見運転は、事故原因の最たるものです。自動車のハンドルを握るということは、常に自分を含めた誰かの命も握っていることを自覚し、緊張感を持って運転することに努め、短距離の移動であっても必ず全席でシートベルト・チャイルドシートを着用するようにしましょう。長距離運転の際は、こまめな休憩をとることも大切です。
 他のドライバーや自転車、歩行者に優しい運転を心がけ、安全安心な徳島を目指しましょう。

飲酒運転による事故が依然として発生しています

 令和6年の飲酒事故は19件で前年から4件の減少しましたが、死亡事故が2件、重傷事故が4件発生しました。また、飲酒によるひき逃げ事故が8件と多発し、前年から5件の増加となりました。
 飲酒運転は重大な犯罪です。運転者本人だけでなく、車やお酒の提供者、同乗者も厳しく罰せられることになり、被害者やその家族はもとより自分自身の家族や大切な人の人生までもを大きく狂わせてしまうような取り返しのつかない結果につながります。運転者とその周囲の人が、飲酒運転が非常に危険な行為であることを十分理解した上、「しない!」「させない!」という強い意志を持ち、協力することが大切です。飲酒運転が死語になる社会を目指しましょう。

令和7年中の交通死亡事故 15件 16人(前年比 -3件、-5人)

うち高齢者の死者 12人(前年比 -2人)