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交通事故死亡速報

令和5年中の交通死亡事故

令和5年12月31日

R5.12.18 出会頭衝突

【 徳島中央警察署管内 】

  • 発生日時
    • 令和5年12月18日(月) 午前5時5分頃
  • 発生場所
    • 徳島市安宅3丁目 主地道沖ノ洲徳島本町線 安宅3丁目交差点
  • 当事者
    • 普通貨物車 × 自転車
  • 事故状況
    •  信号機により交通整理のされた県道交差点を西から東へ進行中の普通貨物車と、南から北へ横断中の自転車が衝突。自転車乗用中の男性(81歳)が死亡。

R5.12.15 その他横断中

【 阿南警察署管内 】

  • 発生日時
    • 令和5年12月15日(金) 午後0時17分
  • 発生場所
    • 阿南市津乃峰町長浜 一般県道 大林津乃峰線
  • 当事者
    • 軽四乗用 × 歩行者
  • 事故状況
    • 見通しのよい県道を南西から北東へ進行中の軽四乗用と、南東から北西へ道路横断中の歩行者が衝突。歩行者の男性(73歳)が死亡。

R5.12.7 列車事故

【 小松島警察署管内 】

  • 発生日時
    • 令和5年12月7日(木) 午後6時46分
  • 発生場所
    • 小松島市横須町 JR今開第1踏切
  • 当事者
    • 列車 × 歩行者
  • 事故状況
    • 市道の遮断機の設置された踏切内で、南から北へ進行中の列車と歩行者が衝突。歩行者の女性(56歳)が死亡。

R5.12.6 その他横断中

【 徳島中央警察署管内 】

  • 発生日時
    • 令和5年12月6日(水) 午後5時8分頃
  • 発生場所
    • 名東郡佐那河内村下字高樋 国道438号
  • 当事者
    • 軽四貨物車 × 歩行者
  • 事故状況
    •  見通しのよい国道を西から東へ進行中の軽四貨物車と、南から北へ道路横断中の歩行者が衝突。歩行者の男性(74歳)が死亡。

R5.11.25 横断歩道横断中

【 鳴門警察署管内 】

  • 発生日時
    • 令和5年11月29日(水) 午前1時05分頃
  • 発生場所
    • 鳴門市北灘町櫛木 国道11号
  • 当事者
    • 大型貨物車 × 歩行者
  • 事故状況
    •  見通しのよい国道の交差点を西から東へ進行中の大型貨物車と、北から南へ横断歩道を横断中の歩行者が衝突。歩行者の男性(53歳)が死亡。

令和4年発生の交通死亡事故特徴

  • 死者23人のうち65歳以上の高齢者は18人で、死者数に占める割合は78.3%となり、全国ワーストとなりました。(全国平均は56.4%)
  • 令和4年発生の年齢別交通事故死者数
年齢層別
  • 死者23人のうち16~24歳および25~39歳が1人(4.3%)、50~59歳が3人(13.0%)、65歳以上が18人(78.3%)。
  • 死者のうち9人(39.1%)が交差点(付近を含む)での事故で死亡しました。
  • 夜間事故による死者は10人(43.5%)で、うち5人が歩行者の死者でしいた。
  • 人対車両の事故は6件で、道路横断中が4件、背面通行および路上作業中の事故がそれぞれ1件。車両相互の事故は12件発生しており、正面衝突が5件、出会頭衝突および追突がそれぞれ3件、右折時が1件。また単独事故は4件で、路外転落が3件、防護柵衝突が1件でした。

令和5年中の交通死亡事故の特徴

  • 死者28人のうち65歳以上の高齢者は21人で、死者数に占める割合は75.0%となり、全国平均の 54.7%を大きく上回りました。(ワースト2位)
  • 令和5年発生の年齢別交通事故死者数
  • 死者28人のうち20~25歳および40~49歳がそれぞれ1人(3.6%)、60~64歳が2人(7.1%)、50~59歳が3人(10.7%)、65歳以上が21人(75.0%)。
  • 死者のうち13人(46.4%)が交差点(付近を含む)での事故で死亡しました。
  • 夜間事故による死者は15人(53.6%)で、歩行中が9人、四輪乗車中および自転車乗用中がそれぞれ3人でした。
  • 人対車両の事故は14件で、道路横断中が11件(うち横断歩道横断が4件)、その他歩行中、路上横臥および道路外の事故がそれぞれ1件。車両相互の事故は7件発生しており、出会頭衝突が4件、右折直進事故が2件、進行中追突が1件。単独事故は6件で、工作物等衝突が5件、路外転落が1件。列車事故が1件でした。

〇「人優先」の交通安全意識を徹底しましょう

 令和5年中の死亡事故では歩行者が被害となる事故が15件で、前年に比べて9件の増加となり、このうち4件は横断歩道横断中の事故で前年に比べて2件の増加となりました。横断歩道は歩行者が優先です。横断歩道手前のダイヤマークに注意を払い、また、横断歩道のない交差点でも道路を渡ろうとする歩行者を見かけたら、安全な横断のために停止するなどの「人優先」の意識を徹底しましょう。

〇 早めのライト点灯と上向き点灯(ハイビーム)を心がけましょう

 夕暮れ時間が早くなる冬の間は事故の増加がみられるようになり、特に日の入りから1時間の間は重大な事故が多発する傾向にあるため、十分な注意が必要です。歩行者や自転車を早期に発見し事故を防止するためにも、薄暗さを感じる前からの早めのライト点灯を心がけ、夜間は上向き点灯(ハイビーム)にするように努めましょう。また、対向車とすれ違う際には下向き点灯(ロービーム)に切り替え、安全運転を心がけましょう。ライトの点灯は、雨天時の事故防止にも有効です。

〇 緊張感を持って運転をするようにしましょう

 令和5年の死亡事故28件のうち、一方の当事者の過失が主たる原因となる事故や単独事故は6割近くとなり、また過失割合の大きい第一当事者の死亡する事故も約半数を占めました。漫然運転や脇見運転は、事故原因の最たるものです。自動車のハンドルを握るということは、常に自分を含めた誰かの命も握っていることを自覚し、緊張感を持って運転することに努め、短距離の移動であっても必ず全席でシートベルトを着用するようにしましょう。長距離運転の際は、こまめな休憩をとることも大切です。
 他のドライバーや自転車、歩行者に優しい運転を心がけ、安全安心な徳島を目指しましょう。

飲酒運転による事故が依然として発生しています

 令和5年の飲酒事故は23件で前年から4件の増加となり、事故のうち死亡事故は1件、重傷事故は4件でした。また、令和3年に千葉県八街市において勤務中の飲酒運転により児童が亡くなる痛ましい交通事故が発生するなどしたことから、事業所における飲酒運転根絶のための取組が強化されています。
 飲酒運転は重大な犯罪です。運転者本人だけでなく、車やお酒の提供者、同乗者も厳しく罰せられることになり、被害者やその家族はもとより自分自身の家族や大切な人の人生までもを大きく狂わせてしまうような取り返しのつかない結果につながります。運転者とその周囲の人が、飲酒運転が非常に危険な行為であることを十分理解した上、「しない!」「させない!」という強い意志を持ち、協力することが大切です。飲酒運転が死語になる社会を目指しましょう。

令和5年の交通死亡事故(12月31日現在)

28件28人(前年比 +6件、+5人)

うち高齢者の死者 21人(前年比 +4人)

令 和4年 中 の 交 通 死 亡 事 故

22件 23名(前年比 -10件-9人

うち高齢者の死者 18人(前年比 +1人