文字の大きさ

通常
拡大

背景の色

明るい
暗い

交通事故死亡速報

最近発生の交通死亡事故

令和6年7月9日

R6.7.5 正面衝突

【 徳島板野警察署管内 】

  • 発生日時
    • 令和6年7月5日(金) 午前2時頃
  • 発生場所
    • 板野郡板野町矢武字南川窪 主地道 松茂吉野線
  • 当事者
    • 軽四乗用車 × 軽四乗用車
  • 事故状況
    • 緩やかなカーブとなった県道を西から東へ進行中の軽四乗用車と、対向直進中の軽四乗用車が正面衝突し、軽四乗用車を運転していた男性(49歳)が死亡。

R6.5.14 正面衝突

【 牟岐警察署管内 】

  • 発生日時
    • 令和6年5月14日(火) 午後1時5分
  • 発生場所
    • 海部郡海陽町鞆浦字那佐 国道55号
  • 当事者
    • 普通乗用車 × 普通乗用車
  • 事故状況
    • 緩やかなカーブが連続した下り勾配の国道で普通乗用車同士が正面衝突し、一方の運転者の男性(65歳)と他方の同乗者の女性(89歳)が死亡。

R6.4.25 単独事故(防護柵等)

【 阿南警察署管内 】

  • 発生日時
    • 令和6年4月25日(木) 午後10時35分頃
  • 発生場所
    • 阿南市長生町南貝ヶ原 主地道羽ノ浦福井線
  • 当事者
    • 軽四乗用車 × ガードパイプ
  • 事故状況
    • 見通しのよい県道を北から南へ進行中の軽四乗用車が、進路左方のガードパイプに衝突後、水田へ転落。運転していた男性(18歳)と後部席に同乗していた男性2名(ともに18歳)が死亡。

令和5年中の交通死亡事故の特徴

  • 死者28人のうち65歳以上の高齢者は21人で、死者数に占める割合は75.0%となり、全国平均の 54.7%を大きく上回りました。(ワースト2位)
  • 令和5年発生の年齢別交通事故死者数
  • 死者28人のうち20~25歳および40~49歳がそれぞれ1人(3.6%)、60~64歳が2人(7.1%)、50~59歳が3人(10.7%)、65歳以上が21人(75.0%)。
  • 死者のうち13人(46.4%)が交差点(付近を含む)での事故で死亡しました。
  • 夜間事故による死者は15人(53.6%)で、歩行中が9人、四輪乗車中および自転車乗用中がそれぞれ3人でした。
  • 人対車両の事故は14件で、道路横断中が11件(うち横断歩道横断が4件)、その他歩行中、路上横臥および道路外の事故がそれぞれ1件。車両相互の事故は7件発生しており、出会頭衝突が4件、右折直進事故が2件、進行中追突が1件。単独事故は6件で、工作物等衝突が5件、路外転落が1件。列車事故が1件でした。

令和6年発生の交通死亡事故特徴

  • 死者15人のうち65歳以上の高齢者は10人で、死者数に占める割合は66.7%となり、全国平均の54.9%(6月末)を大きく上回っています。
  • 令和6年発生の年齢別交通事故死者数
  • 死者15人のうち16~24歳が3人(20.0%)、40~49歳が2人(13.3%)、65歳以上が10人(66.7%)。
  • 死者のうち2人(13.3%)が交差点(付近を含む)での事故で死亡しています。
  • 夜間事故による死者は6人(40.0%)で、うち1人が65歳以上の高齢者です。
  • 死亡事故12件のうち、車両相互の事故は8件発生しており、正面衝突が5件、出会頭衝突が3件。単独事故は3件で、いずれも道路工作物への衝突で、また列車事故が1件発生しています。

〇「人優先」の交通安全意識を徹底しましょう

 令和5年中の死亡事故では歩行者が被害となる事故が15件で、前年に比べて9件の増加となり、このうち4件は横断歩道横断中の事故で前年に比べて2件の増加となりました。横断歩道は歩行者が優先です。横断歩道手前のダイヤマークに注意を払い、また、横断歩道のない交差点でも道路を渡ろうとする歩行者を見かけたら、安全な横断のために停止するなどの「人優先」の意識を徹底しましょう。

〇 早めのライト点灯と上向き点灯(ハイビーム)を心がけましょう

 昼間の時間帯が長くなり日の入り時間が遅くなってきましたが、季節にかかわらず日の入りから1時間の間は重大な事故が多発する傾向にあるため、十分な注意が必要です。歩行者や自転車を早期に発見し事故を防止するためにも、薄暗さを感じる前からの早めのライト点灯を心がけ、夜間は上向き点灯(ハイビーム)にするように努めましょう。また、対向車とすれ違う際には下向き点灯(ロービーム)に切り替え、安全運転を心がけましょう。ライトの点灯は、雨天時の事故防止にも有効です。

〇 緊張感を持って運転をするようにしましょう

 令和5年の死亡事故28件のうち、一方の当事者の過失が主たる原因となる事故や単独事故は6割近くとなり、また過失割合の大きい第一当事者の死亡する事故も約半数を占めました。漫然運転や脇見運転は、事故原因の最たるものです。自動車のハンドルを握るということは、常に自分を含めた誰かの命も握っていることを自覚し、緊張感を持って運転することに努め、短距離の移動であっても必ず全席でシートベルトを着用するようにしましょう。長距離運転の際は、こまめな休憩をとることも大切です。
 他のドライバーや自転車、歩行者に優しい運転を心がけ、安全安心な徳島を目指しましょう。

飲酒運転による事故が依然として発生しています

 令和5年の飲酒事故は23件で前年から4件の増加となり、事故のうち死亡事故は1件、重傷事故は4件でした。また、令和3年に千葉県八街市において勤務中の飲酒運転により児童が亡くなる痛ましい交通事故が発生するなどしたことから、事業所における飲酒運転根絶のための取組が強化されています。
 飲酒運転は重大な犯罪です。運転者本人だけでなく、車やお酒の提供者、同乗者も厳しく罰せられることになり、被害者やその家族はもとより自分自身の家族や大切な人の人生までもを大きく狂わせてしまうような取り返しのつかない結果につながります。運転者とその周囲の人が、飲酒運転が非常に危険な行為であることを十分理解した上、「しない!」「させない!」という強い意志を持ち、協力することが大切です。飲酒運転が死語になる社会を目指しましょう。

令和6年の交通死亡事故(7月9日現在)12件 15人(前年比 -5件、-2人)

うち高齢者の死者 10人(前年比 -3人)

令 和5年 中 の 交 通 死 亡 事 故

28件 28名(前年比 +6件+5人

うち高齢者の死者 21人(前年比 +3人