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警察からのお願い
~ 新型コロナウイルスに関連する犯罪への対策について ~

○ 子どもの防犯対策について

 外出自粛により子どもが家で一人で留守番したり、インターネットやSNSを利用する機会が増えることになり、子どもが犯罪被害に遭うことが懸念されます。
 子どもが犯罪被害に遭わないよう、十分にご注意ください。
 不審な電話がかかってきた、不審者を見かけたなどの場合は、110番又は最寄りの警察署に通報してください。

《子どもの防犯対策》

  • 知らない人が来ても玄関を開けない。
  • 知らない電話番号からの電話に出ない。
  • 留守番電話設定にし、電話に出ないことが重要。
  • もし電話に出てしまった場合は「両親は今忙しいので、電話に出られません。」などと保護者が不在であることが相手に分からないようにしましょう。
  • インターネットやSNSへの書込み、トラブルに注意。
  • SNS等に、個人や自宅が特定できるような情報を書き込まないようにしましょう。
  • SNS等で見知らぬ人から「遊びに行こう」と誘われても応じないようにしましょう。
  • 出かける時は、なるべく一人では出かけないようにしましょう。

《保護者の皆様へ》

 子どもが犯罪に遭わないよう、親子で一緒に「ウチのお留守番ルール」など安全対策について話し合いをしましょう。また、緊急時に備えて、子どもと連絡を取れるようにしておきましょう。

《地域の皆さんへ》

 地域の皆さんには、地域ぐるみの見守りをお願いいたします。
 不審者を目撃したり、子どもが助けを求めたきた場合は、すぐに警察に通報をお願いします。

○ インターネット利用時の注意点について

 インターネット上で犯罪に巻き込まれないよう、十分にご注意ください。

《 新型コロナウイルスに乗じたサイバー犯罪 》

  • マスクの販売を騙り、代金を支払っても商品を送ってこない詐欺サイトが確認されています。信頼できないショッピングサイトでは商品を注文しないようにしましょう。
  • なお、マスクの転売は法律で禁止されています。
  • 「マスクを無料送付する」等の文言とURLを記載したSMS(ショートメッセージサービス)を送りつけ、不正なアプリをインストールさせようとする犯罪が発生しています。身に覚えのないSMSに書かれたURLには接続しないようにしましょう。

《 テレワークやオンライン授業等を利用する場合の注意点 》

  • コンピュータウイルスに感染したり、個人情報を流出したりするのを防ぐため、パソコンのOSやソフトウェアをアップデートして最新の状態にしましょう。
  • カフェ等のWiFiスポットはセキュリティが十分でないものもあり、通信内容を傍受されるおそれがあります。重要な情報を扱う場合は、通信を暗号化するなど十分なセキュリティを確保して利用しましょう。
  • テレワーク等で使用するパスワードは、使い回しを避け、推測されにくいものにしましょう。また、自宅のルータの管理用ID・パスワードについても、他人に推測されやすいものや初期設定のまま使用することは避けましょう。
  • 機密性が求められるデータを管理する場合は、データを暗号化するとともに、端末や記録媒体等の盗難に注意しましょう。

○ 県民の不安に乗じた詐欺・悪質商法について

 新型コロナウイルス感染拡大に関連し、県民の不安に乗じた詐欺や様々な悪質商法が発生する恐れがあります。
 勧誘の電話やメールでおかしいと感じたら、最寄りの警察署に相談して下さい。

(例)

  • 政府からのコロナウイルス対策の現金給付の手続を装い、虚偽のサイトへ誘導するショートメールが送られてきた。
  • 水道局を騙り「新型コロナウイルスがついているので、除去するのにお金がかかる。」などと申し向けられた。
  • 労働局職員を騙る者から、「コロナ対策で助成金が出る。マスクを送付する。手続きのための口座を登録して欲しい。」などと電話があり、無人ATMに向かうよう指示があった。
  • 自宅に注文していない荷物(マスク)が自宅に届き、代金を支払った。
  • 息子を騙る男から「保証人になっていた知人の会社が倒産し、借金をしてしまった。」「銀行の窓口では『コロナウイルスの関係で手元に資金が欲しい』と説明して。」と電話があり、銀行でそのとおりの説明をして、現金を引き出して騙し取られた。
  • 役場の特別定額給付金担当者をかたり、「コロナウイルスの給付金関係で文書を送った。届いているか。」等という虚偽電話がかかってきた。(徳島県内で発生)

○ 狙われています。あなたのお店。 ~休業中の店舗を狙った窃盗事件に注意!!~

 県外では、休業中や営業時間短縮の店舗を狙った窃盗(出店荒し)事件や器物損壊事件等が相次いで発生しています。
 今後、県内においても休業中等の店舗や事務所を狙った犯行が発生する可能性があります。
 適切な防犯対策をとり、被害を未然防止しましょう。

《お店を守る対策》

  • 出入口や窓の施錠を確実に行う。
  • 防犯性能の高い鍵や防犯ガラスに交換し、犯人の侵入を防ぐ。
  • 防犯カメラやセンサーライトの設置、警備会社のセキュリティサービスの導入など、店舗の防犯環境の向上を図る。
  • 売上金は銀行に入金するなど、店内に現金を保管しない。

○ DV(ドメスティックバイオレンス)などの被害について

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出自粛や家庭の経済的な事情に伴い、DVや児童虐待などの増加が懸念されます。
 暴力は続きます。迷わず警察に相談を。