環境破壊のない安全な社会をめざして

　我が国においては、ダイオキシンを始めとするいわゆる「環境ホルモン」問題等への国民の関心の急速な高まりが顕著になっており、環境を守るための取組の強化を求める国民の声がますます高まっています。
　近時、広域にわたる産業廃棄物の不法投棄事犯のような悪質な環境破壊行為が後を絶たず、大量の産業廃棄物が、山中や、島、さらには学校の隣接地等にまで不法投棄されている状況にまで立ち至り、大きな社会問題になっています。
　徳島県警察では、産業廃棄物事犯等の環境犯罪に対する取組を強化しまして、広く県民の皆様のご協力を頂きながら、深刻な問題となっております産業廃棄物不法投棄事犯・有害廃棄物事犯・野焼きを伴う廃棄物事犯等に対する取締りを強力に推進しますとともに、行政当局や関係団体等との効果的連携を図りまして、環境破壊のない、安全な徳島県をめざしています。