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自動二輪車の二人乗り


1.道路交通法の規定
(1) 二人乗りの条件
年齢 経験年数
一般道路 1年以上
高速道路 20歳以上 3年以上
 高速道路とは、高速自動車国道及び自動車専用道路をいいます。
 経験年数とは、大型自動二輪車免許又は普通自動二輪車免許を受けていた期間をいいます。ただし、「免許の効力が停止されていた期間は除かれる。」などの規定があります。

(2) 罰則
上の条件に違反して運転した場合には、10万円以下の罰金が科されます。
(反則金は1万2,000円、点数は2点となります。)

2.二人乗りをする前に
より快適に二人乗りできる車種を選びましょう
 安定性に優れ、後部座席にゆとりがある車種にしましょう。
服装やヘルメットに注意しましょう
 長ズボンなどの肌の露出しない服装、他の運転者の目のつきやすい服装にしましょう。
 ヘルメットは、あごひもを確実に締めるなど正しく着用しましょう。
同乗者が安全に同乗できるか確認しましょう
 身長はステップに足がつく程度であることが必要です。
 同乗者の服装やヘルメットにも注意しましょう。
 正しい同乗の仕方をアドバイスしましょう。
 二人乗りをするには、まず、一人乗りでの運転の習熟が必要です。
 二人乗りに関する講習を受講するようにしましょう。
自動二輪車の二人乗り

3.二人乗りの運転特性
 同乗者の体重の分だけ総重量が重くなり、加速が悪くなります。
 運転者と同乗者が一体にならないと、バランスをくずし、転倒するおそれがあります。
 加速・減速するときは、同乗者の動きが一呼吸遅れるので、加速の時は運転者を後ろに引く、減速のときは運転者を前に押すというように、逆の動きになりやすくなります。
 カーブでは運転者が車体を傾け始めるときは傾けにくく、途中から急に倒れ込むような感じになりやすいので注意が必要です。
 急な動作は禁物です。ゆとりを持って、スムーズな運転を心がけましょう。

4.運転上の注意
加   速
 総重量が重くなり、加速が悪くなるので、追越しをする場合や高速道路の本線に合流する場合などには十分注意が必要です。
 急な発進や加速は、同乗者から後ろに引っ張られたり、同乗者が転落したりするおそれがあるので、ゆるやかに加速するようにしましょう。
減速・制動
 急な減速や制動は、前輪の接地力が大きくなり、ハンドル操作が難しくなることがあるので、ゆるやかに減速しましょう。
 同乗者の重量が運転者の背中にかかってくるので、運転者はハンドルをしっかり保持しましょう。
カ ー ブ
 同乗者は、車体が傾くことで反射的に体を動かしてしまうことがあるので、カーブに進入する前にあらかじめ十分に速度を落としましょう。
交差点右折
 加速が悪いため、一人乗りの時よりも時間が長くかかります。直進車との距離を十分にとらないと衝突する危険があるので注意しましょう。
進路変更・危険回避
 進路変更のときは、ブレーキをかけたり、大きくハンドルを切るのではなく、十分な車間距離をとり、同乗者と一緒に車体を傾け、ゆとりをもって行いましょう。
同乗者への配慮
 正しい同乗の仕方(ステップの使い方、同乗者は運転者と一体になることが基本であることなど)について事前に教えておきましょう。
 あらかじめ、行き先・休憩場所のほか、走行中での会話以外のコミュニケーション方法などについても、できるだけ細かく伝えておきましょう。
 同乗者の居眠り防止や疲労回復のため、早め早めの休憩をとるようにしましょう。
 そのほか、すり抜けやジグザグ運転、路肩走行などの危険な運転はしないようにしましょう。

 自動二輪車の二人乗りをする際には、一人乗りとの運転特性の違いを十分に理解し、同乗者に配慮しながら安全運転に努めるようにしましょう。
~徳島県警察本部~